「優勝チームと肩を並べることができたと思う」元キングスのビビーが語るチームの黄金期「すべてが良かった」<DUNKSHOOT>
ウェバーは翌03-04シーズン、ケガの影響で開幕から58試合を欠場。その後、復帰こそしたが、レギュラーシーズンで平均18.7点、8.7リバウンド、プレーオフでもミネソタ・ティンバーウルブズとのカンファレンス準決勝で平均17.7点、7.6リバウンドと本来の輝きは戻らず、キングスはまたもファイナルには手が届かなかった。 ディバッツは04年のオフにレイカーズへ移籍し、ウェバーは04-05シーズン途中にフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ストヤコビッチは05-06シーズン途中にインディアナ・ペイサーズ、ビビーは07-08シーズン途中にアトランタ・ホークスへトレードされ、チームは完全に解体。ビビーは、03年のプレーオフでウェバーがケガを負った時点で、キングスの黄金時代は終わったと感じたという。 それでも、「優勝チームと肩を並べることができたと思う。すべてが良かった。バスケットボールのあるべき姿だ。エゴがなかった」と、当時のキングスは選手たちが絶妙なハーモニーを奏で、魅力的なバスケットを展開していたと胸を張っていた。 構成●ダンクシュート編集部