前年覇者アルカラスが3回戦でオジェ アリアシムに快勝「ほぼ完璧なプレーができたと思う」 [ATPインディアンウェルズ/テニス]
前年覇者アルカラスが3回戦でオジェ アリアシムに快勝「ほぼ完璧なプレーができたと思う」 [ATPインディアンウェルズ/テニス]
ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日6~17日/賞金総額1191万8990ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第31シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)を6-2 6-3で下してベスト16に進出した。 ~BNPパリバ・オープンで16強入りを決めたディフェンディング・チャンピオンのアルカラス選手~ 第1セット2-2から2度連続で相手のサービスゲームを破ったアルカラスはサービング・フォー・ザ・セットで唯一のピンチを凌いで先行し、第2セットでは第1ゲームと最終ゲームでブレークに成功して1時間18分で快勝した。オジェ アリアシムは1本しかサービスエースを決めることができず、ダブルフォールトを5本犯した。 「今日の彼(オジェ アリアシム)はサービスでそれほど多くポイントを取れなかったと思う。彼はサービスを大きな武器としていると思うけど、僕はほとんどすべてのリターンを返してラリーに持ち込んだ。ベースラインでは僕のほうが優れていると感じたし、いくつかいいポイントもあったしうまくいったと思う」とアルカラスは試合を振り返った。 「僕はミスを減らしてアグレッシブにプレーした。ほぼ完璧なプレーができたと思う」 ディフェンディング・チャンピオンのアルカラスは次のラウンドで、予選勝者のチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)を6-2 6-2で破って勝ち上がったファビアン・マロジャン(ハンガリー)と対戦する。両者は昨年5月にローマの3回戦で一度対決しており、マロジャン6-3 7-6(4)がで勝っている。 この日プレーしたアルカラス以外のトップ10プレーヤーは第3シードのヤニク・シナー(イタリア)、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が16強入りを決めたが、第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)は第32シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)に4-6 4-6で敗れた。 そのほかの試合では第11シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第18シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-3 6-3で退け、第16シードのベン・シェルトン(アメリカ)は第22シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)に7-6(5) 3-6 7-6(5)で競り勝ちそれぞれ3回戦を突破した。 4回戦ではシナーがシェルトンと、ズベレフがデミノーと、チチパスはラフェチュカと顔を合わせる。
テニスマガジン編集部
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