センバツ2023 智弁は優しく強い線で 札幌平岸高生、プラカード揮毫 /和歌山
18日に開幕する第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)を前に、札幌平岸高の書道部員が、開会式の入場行進で智弁和歌山など3校が使用するプラカードの校名を揮毫(きごう)した。 例年、「書の甲子園」の愛称で知られる「国際高校生選抜書展」(毎日新聞社、毎日書道会主催)の団体の部で地区優勝した10校が揮毫を分担。今年度の書の甲子園で初の北海道地区優勝を果たした札幌平岸は、クラーク記念国際、大阪桐蔭、智弁和歌山を担当した。 書道部顧問の太田幽琳教諭は「自由に表現しよう」とアドバイス。智弁和歌山を担当した植松歩楽(ほのか)さん(2年)は「智弁和歌山の野球部のみんなが笑っている写真を見て、優しくて強い線を書きたいと思った」と話した。【今井美津子】