人気観光地の湯布院で“ポイ捨て”横行 交通渋滞でコンビニまで普段3分→30分に 地元が困惑…深刻化するオーバーツーリズム
渋滞を緩和するため、由布市は街中に設置したカメラでリアルタイムの混雑状況を配信。ほかにもゴールデンウィークの渋滞予測を出しています。 また、九州運輸局は観光客のマナーアップを啓発する動画をYouTubeで配信。訪れた人の意識を変えて住民と一緒に持続可能な観光地を目指しています。 由布院温泉観光協会 太田慎太郎会長: 「よりお客様が湯布院のことを好きになってもらって、湯布院のことを大事にしてもらえれば、お互いにお客様も、また住民の方も観光事業者もみんなが幸せになっていく道があるのではないかというふうに考えています」 ポイ捨てなどの迷惑行為について、写真を撮って記録する地域の人がいました。 (地元住民)「きょうは少ないが、山一杯になってカラスやネコが来る日もある。持って帰るマナーが行き渡ってないのかと思う。自分が満足すればいいだけじゃないから」 様々な問題に対して行政や観光協会が対策を進めていますが、観光客自身に責任感を持ってもらうことがまずは第一歩です。
大分放送