初出場2校、万感の都大路 区間3位の快走、肌で感じたしのぎ合い…「いつか全国の先頭争いを」思いは後輩が継ぐ 鹿児島21位、鹿児島工40位
創部から6年。選手たちは「いつもテレビで見ていて悔しい思いだった」(神田主将)という全国の舞台で力を出し切った。宇都翔太監督は「3年生がよく引っ張ってくれた。感無量の走り」とたたえた。 ◇生徒や卒業生ら「走りに感動」 男子で初出場の鹿児島工は、全国から卒業生が現地に集まり声援を送り続けた。レース終了後、OBと選手が応援歌を歌って健闘をたたえる一幕もあった。8年前に主将だった東京都の会社員宮之脇瞭さん(26)は「感動した。来年も勝ち続けてまた力強い走りを見せてほしい」と期待した。 初出場の女子・鹿児島も、OBや学校関係者がスタジアム周辺で観戦した。同窓会長の淵村文一郎さん(66)=鹿児島市平之町=は「力を出し切ったいい走り。全国の卒業生で応援し続ける」と喜んだ。
南日本新聞 | 鹿児島