『ポケモン』ネモは「バトルに飢えている」意識で演技 喜多村英梨の役作り裏話
人気アニメ『ポケットモンスター』（テレビ東京系 毎週金曜 後6：55～ ※放送日時・内容は地域によって異なる）の第48話（3日放送）にパルデア地方のトレーナー・ネモが登場する。これを記念してORICON NEWSはネモ役の喜多村英梨にインタビューを実施し、ネモの魅力を聞いてみた。 【画像】ウザイを意識！バトル楽しむネモちゃん 公開された場面カット 第48話「輝け！炎とアートのきらめき」は、ロイのテラスタル研修・基礎テストの対戦相手がコルサになった。早くバトルしたいと意気込むロイだったが、ボウルタウンでは芸術祭が開かれており、準備で忙しいコルサに研修を後回しにされてしまう。そこに偶然通りかかったネモに誘われ、バトルをすることになったロイ。2人のバトルを見たコルサは、ロイの戦い方に思うことがあるようで…。 ――久々の本格的な登場でしたが、収録してみていかがでしたか？ 【喜多村】 第10話での登場は、印象深いシーンもあったのですがネモの顔見せというイメージが強く、その後のエピソードでリコ達の成長ストーリーがすごく濃厚に描かれていたので、次の登場は1年後ぐらいかな～と思っていました。今回は「また出番があってよかったな」と単純に嬉しかったですね。 ――ようやくネモのバトルシーンがありましたが、演じる上で意識したことはありましたか？ 【喜多村】 ゲームで想像していたよりは、もっとエネルギッシュなイメージでキャラクター作りをしました。ポケモントレーナーとして一皮剥けたリコとロイに対してネモの変わらなさを表現しつつ、その一方でネモの成長も感じられるように収録しましたね。音響監督には「まじでうざったいくらいのキャラクターで」と念押しで言われて（笑）ロイと対比しても、猛々しい感じやバトルに飢えている感じを視聴者に印象付けしていくことを意識しました。 ――確かに、ロイとは似ているようで対比がありますね。 【喜多村】 熱血でバトル大好きというカテゴリーはロイと一緒だと思うのですが、ネモとロイには圧倒的にスキルの差があって。同じエネルギッシュでも、ロイは必死でいっぱいいっぱいな一方、ネモはスキルが高いという前提から出るわくわく感、という差別化があるなと台本を読んでいて思ったので、そこを特に意識しました。ロイの「もう一回」とネモの「またやろうね」の質感は全然違うなと思いますね。ネモは、リコとロイが引き立つようにコントラストをつけていくための重要なキャラクターだと思うので、うざったくエネルギッシュに、という部分は大事にして演じました。 ――ネモはジムリーダーと違って大人ではなく先輩、という特殊な立ち位置ですが、リコやロイを導く先輩、のような意識はされましたか？ 【喜多村】 ポケモントレーナーだったらみんな友達！みんなライバル！という壁のなさとわかりやすさがネモのキャラクターなので、相手の属性によって態度を変えるということはしなかったですね…。ポケモントレーナーだとわかったらとにかくバトル！というキャラクターだと音響監督からも指示されていて、そういう子って損得を計算する前に体が動く性格だと思うんですよね。先輩として接するという考え方自体、持っていないキャラクターだなと思っています。 ■テレビアニメ『ポケットモンスター』放送情報■ テレビ東京系にて毎週金曜よる6時55分から放送中！ ※一部地域では放送日時が異なります。※放送内容は変更になる場合があります。 公式SNS（@anipoke_PR） 公式HP■https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/ 見逃し配信中！■https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pocketmonster2023/#latest （C）Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku （C）Pokemon
