【光る君へ】全話平均視聴率10・7% 歴代ワースト2 「家康」から0・5ポイント減
15日に終了した吉高由里子主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」の全話平均視聴率が、世帯で10・7%(関東地区、以下同)だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人平均は6・2%。全話平均の世帯は、初の1桁を記録した2019年の「いだてん」(8・2%)に次いで低いワースト2となった。 前作の松本潤主演「どうする家康」は世帯11・2%、6・7%。その前年の小栗旬主演「鎌倉殿の13人」はそれぞれ12・7%、7・6%だった。その1年前の吉沢亮主演「青天を衝け」は14・1%、8・4%。 吉高が源氏物語の作者・紫式部(劇中名は「まひろ」「藤式部」)を演じた同ドラマ。平安時代の宮中を舞台に、藤原道長(柄本佑)との恋愛や天皇もまじえた公卿たちの権力闘争などが描かれた。初回の12・7%が期間最高。前出の直近3ドラマはいずれも15%以上出ていた。 配信の充実でテレビの視聴形態が多様化していることもあり、華やかな平安貴族を描いた「光る君へ」もリアルタイム放送の数字は芳しくなかった。
東スポWEB