樹齢300年以上のイチョウが見頃 驚きの"ぎんなんグルメ"も! 愛知県・稲沢市
中京テレビNEWS
11月に入り寒さが厳しい日も増えてきましたが、冷え込むのは困ったことばかりではありません。イチョウがきれいに色づきはじめています。愛知県にある日本有数のイチョウスポットを、気象予報士の石橋さんが取材しました。
黄色く色づく樹齢300年以上のイチョウ 一方で「ぎんなんパーク」の見頃はこれから
石橋さんが向かったのは、愛知県稲沢市祖父江町。祐専寺にある樹齢300年以上のイチョウの木が見頃を迎えていました。祖父江町では、11月18日から「そぶえイチョウ黄葉まつり」を開催。この日も多くの人がイチョウを見るために訪れていました。中には大阪から来たという人も。 その一方で、祐専寺から歩いてすぐの祖父江ぎんなんパークは、まだ緑が多い…。ちょうど1年前は、イチョウ並木は真っ黄色に色づいていました。しかし、今年はまだまだ緑の葉が多く、4割程度しか黄葉が進んでいないようです。商工会などによりますと、今年の猛暑の影響で、例年より1週間~10日ほど色づきが遅れているといいます。
たこやき、きしめん、カレーまで! 驚きの"ぎんなんグルメ"を堪能しよう!
「そぶえイチョウ黄葉まつり」には、市内外から様々な飲食店が出店。たこやきの中にぎんなんを入れた「ぎんなんたこやき」や、ぎんなんを麺に練り込んだもちもち食感の「銀杏きしめん」。そして、午前中に完売するほど人気だったのが、素揚げしたぎんなんが入った「スパイス銀杏カレー」。 しかし、そんなぎんなんにも今年の猛暑の影響が出ていました。JAなどによりますと、今年の10月末時点で、収穫量は去年の4割程度減ったということです。それに伴い価格も上昇。去年は1300円ほどでしたが、今年は1800円で販売されていました。 ぎんなんは少ないということですが、まだまだこれから楽しめるイチョウの紅葉。見頃は今週末ということです。