22歳の新鋭ガールズケイリン選手が憧れのレジェンドから初勝利「めちゃくちゃ感動しました」
西武園競輪場のミッドナイト「WINTICKETミッドナイト(F2)」は21日に初日を終えた。2Rで1着を取った竹野百香(22歳・三重=124期)に話を聞いた。(アオケイ・長谷川記者) 初日の2Rは先捲りの竹野百香、その上を捲る石井寛子で壮絶バトルとなったが、内の竹野がわずかに踏み勝ち1着ゴール。レース後は「初めて寛子さんに勝ちました」と満面の笑みで喜びをかみしめていた。 「ゴールした時は1着か2着か分からなかったんですけど、戻ってきたら1着だよって言われて、めちゃくちゃ感動しました。寛子さんは私にとって憧れの先輩。好きな選手、石井寛子さんなので本当に嬉しい。これでちょっとは私クラスの選手も視界に入れてもらえるかな(笑)。今回は宿舎が同じ部屋なので、時間やタイミングがあったら色んな話を聞いてみたいです」 年々レベルが上がるガールズケイリンで若手の選手が活躍するのは大変なことだが、デビュー2年目で54点持っている竹野は将来有望。グランプリも狙える器だ。22日に行われる2日目のレースは石井とは別の『1Rの1番車』で圧倒的な人気に応える。