【陸上】「山形のアスリートを 世界に送り出したい」山形陸協が短距離・青野朱李、円盤投・齋藤真希をサポートするためクラウドファンディングを開始
一般財団法人山形陸協は、山形県出身で女子短距離の青野朱李(NDソフト)と円盤投の齋藤真希(東海大院)を応援するためのクラウドファンディングを、2月29日からスタートしたことを発表した。ともに2017年の山形インターハイで優勝を飾り、高校卒業後も日本のトップで活躍する2人のトレーニング環境の整備や海外遠征の費用をサポートすることが目的という。 女子円盤投・齋藤真希の世界初挑戦は53m20 日本勢2大会ぶり出場の歴史刻む/世界陸上 青野は山形県東根市出身。山形中央高から山梨学大に進み、U20世界選手権やアジア選手権に出場した。22年には日本インカレ100m、200mの2冠を達成し、社会人1年目の昨年は全日本実業団選手権200m、国体成年300mで優勝を飾っている。 一方の齋藤は庄内町出身。余目中時代から全国大会で優勝するなど早くから頭角を現し、鶴岡工高では54m00の日本高校記録も打ち立てている。東女体大から東海大大学院に進み、昨年は日本人として4人目となる世界選手権出場を果たしたほか、ワールドユニバーシティゲームズでは8位入賞と世界の舞台で結果を残している。 山形陸協では今後24年のパリ五輪、25年の東京世界陸上、26年のアジア大会(愛知・名古屋)などビッグイベントが続くことから、2人の挑戦を応援するためにクラウドファンディングを開始。寄付者へのリターンとしてオリジナルクリアファイルや直筆のサイン入り色紙が用意されているという。 プロジェクトの期間は5月8日までとなっている。
月陸編集部