大阪天満宮境内で第17回「天神さんの古本まつり」開催中
古本ファンにはうれしい「第17回天神さんの古本まつり」が、大阪天満宮境内で10日から始まった。主催は大阪古書研究会。今年の参加店は15店。各店とも数か月前から準備していたそうで、境内に設営されたテントや売台には古本が溢れ、初版本など貴重な本も多数だ。 いっぽうで、百円均一コーナーもあり、好みの古本を探してファンが群がっている。期間は10日~15日(台風の影響で3日間短縮あり)。午前10時から夕方5時まで。宅配便荷造りサービス、手荷物一時預かりサービスも。 「本が好きなんで、来ました。昨年は通常5000円、1万円もする古本が百円均一コーナーで見つかったらしく、読みたい本がないか、探してます。4、5冊は買う予定です」と、大阪郊外から来た年配者は笑顔を見せた。 「とくに初日、2日目は古本好きが全国から来られますね。安く買えることもありますし、絶版本を探している方など、それこそ東京や九州からも来られます。大量に買い込む人もいます。荷造りして発送もしますので」(大阪古書研究会) 時代小説からミステリー、貴重な本まで、文庫本、単行本など売台にはぎっしり。この機会に足を運んではどうだろうか。問い合わせは、会場直通(090・6327・9466)まで。