アジア王者が起死回生の劇的勝利 最終予選停滞のカタールが無敗ウズベクを下す「3ポイント以上の価値」
カタール代表が大きな1勝をゲットした。 14日、各地で2026年W杯アジア最終予選の各組第5節が始まり、A組ではカタール代表がホームにウズベキスタン代表を迎えての一戦に。 【動画】90+12分弾でカタールがウズベク撃破 カタールはFWアルモエズ・アリの前半2発で先行も、75分、80分と立て続けに被弾し、2-2で最終盤へ。最後は90+12分、ブラジル出身DFミカエル・ルーカス・メンデスが劇的勝ち越し点を決め、3-2と競り勝った。 試合前の時点で「A組4位」だったアジア王者・カタールだが、今予選無敗でW杯初出場へ視界良好と思われた2位・ウズベキスタンを撃破…これにより、順位こそ変わらずも、2位との勝ち点差を「3」に縮めることができたのだ。 無論、まだまだこれからが厳しいところだが、ようやく一息つけたというのが、彼らの本音。 試合後、アルモエズ・アリは「この勝ち方を維持したい。後半に入ってパフォーマンスを落としたが、それも込みで収穫かもしれない。あの出来でも最後の最後で勝ち越し点だ。3ポイント以上の価値がある」と戦果を誇った。 カタールは19日、A組第6節でUAE代表とのアウェイゲームへ。この“隣国にして両国関係が良くない最大のライバル”とは前回第1節で対戦し、ホームで逆転負けを喰らっている。 今後イランやウズベクとのリターンマッチも残すカタールだが、この相手UAEに勝たねばファンに示しがつかない…そういった側面もある。
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