[山口県]ログハウスに二つのカフェオープン 鹿野「KBASE」曜日で店が入れ替わり 周南市
周南市鹿野中にカフェが入るログハウス「KBASE」がオープンした。同一の店舗で2人の経営者が曜日ごとに別のカフェを営業する珍しい形式。2人は「鹿野のゆったりとした時間と空間を楽しんでもらえれば」と声をそろえる。 月、火、土曜は大内絵美さん(48)がカフェ「cafe kano no kaze」を開業。地下70メートルからくみ上げた鹿野の地下水で入れたコーヒー(税込み500円)が自慢。鹿野産のイチゴを使ったタルト(同800円)やパフェ(同900円)を提供している。 水、木、金曜は斉藤きぬよさんが紅茶カフェ「5 tea pot」を開店。鹿野産の茶葉で、オレンジやイチゴ、リンゴなど季節の果物を使ったフルーツティー(同650円)やチーズレモンティー(750円)などが人気だ。ランチもある。 日曜が定休。いずれも午前10時半から午後3時まで。 ログハウスではこれまで予約制レストラン「ガーデンカフェ911」が営業していたが、昨年末に閉店。ログハウスの建物を活用し、鹿野地区の交流拠点にしようと、4月3日にKBASEをオープンした。 大内さんは「鹿野は自然に囲まれ、ゆったりとした時間が流れている。素材を生かして自分たちなりのおもてなしができれば」、斉藤さんは「ここが人が集まりたいと思う場所になれば。街中とは違う癒やしの時間を味わってもらいたい」と期待する。