琉球国王の肖像画「御後絵」レプリカを展示 琉大図書館で20日まで 国王らのサイン「花押」や関連書籍も 沖縄
琉球大学付属図書館は2~20日、「おでかけ貴重書 琉球国王の肖像画とサイン」を西原町の同図書館で開く。入場無料。ことし3月にアメリカから県に返還された琉球国王の肖像画「御後絵(おごえ)」のレプリカ2点と関連書籍、同大が所蔵する国王らのサイン「花押(かおう)」などを展示する。 琉球国王の肖像画「御後絵」が米国で発見、沖縄県に帰る 沖縄戦で流出、米FBIの盗難美術品ファイルに登録【動画あり】
レプリカは県教育庁文化財課が保有する尚敬王と尚育王の御後絵の高精細画像データを実物の約4分の3のサイズで印刷し、パネルにしたもの。花押も両国王が使用していたものを公開する。 6日午後4時20分からは琉球の歴史に詳しい琉大の豊見山和行名誉教授と麻生伸一教授、県教育庁文化財課の濱地龍磨さんによるトークセッションもある。問い合わせは同図書館、電話098(895)8697。 (外間愛也)
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