衆院選公示｜新潟5区

いよいよ衆院選が公示され、候補者たちの舌戦がスタートしました。 県内では、5つの選挙区に15人が立候補を届け出ました。各候補者たちは、政治不信や物価高騰対策など、課題に対してどんな政策を訴えるのか。そして、新たな区割りでの初めての選挙をどう戦うのでしょうか。 【動画】【衆院選公示｜新潟5区】与野党の前職〝一騎打ち〟【新潟】 【新潟5区】は届け出順に、立憲民主党の前職・梅谷守さん、自民党の前職・高鳥修一さんの一騎打ちとなります。この選挙区は、上越市などの旧新潟6区に南魚沼市などが加わり、有権者数がおよそ8万人増えました。 前回130票差で小選挙区を制した梅谷さんは、物価高対策や人口減少対策などに力を入れると訴え、今回の選挙を政権選択の選挙と位置づけました。 ■立憲・前 梅谷守候補 「失われた30年、ほとんど自民党が占めていた。その上に政治と金の問題、旧統一教会との癒着の問題、いわゆる裏金の問題。どの政権を選ぶのか、今の政治を刷新するのかしないのか、これを問おうではありませんか。」 一方、前回、小選挙区で敗れ比例復活となった高鳥さんは、災害対策などにかかわる公共事業の財源確保や、物価高対策としてガソリン減税などを訴え、選挙の争点は政治と金に絞るべきではないと主張しました。 ■自民党・前 高鳥修一候補 「この政治資金の問題は、しっかりと透明化をしなければならない。確かにこれは大事な問題だが、この問題だけで12日間の選挙戦、終わっていいのか。政治というのは、この国の将来を語り、そして子どもたちの未来のために、この地域の希望や夢を語る。そして、誰が、あるいはどちらが、この地域の役にたてるのかを皆さんからご判断いただきたい。」 両候補に、新たに選挙区に加わった魚沼エリアでの活動について聞くとー ■立憲・前 梅谷守候補 「新しい選挙区での知名度向上が鍵ですし、ここでいかに(支持を)広げられるかが大きな鍵を握るので、一人一人とことん向き合い訴える戦略でいきたい。」 ■自民党・前 高鳥修一候補 「(これまで)新しく加わった選挙区を重点的に周らせていただいた。その分、しっかりと結果が出ると期待している。」 衆院選の投開票は27日、期日前投票は16日から始まります。