16歳未満の少女への性的暴行事件で裁判が結審 米空軍兵の男に懲役7年を求刑 被告は無罪主張
16歳未満の少女を誘拐し性的暴行を加えたとして起訴された米空軍兵の男の裁判が結審し、検察は懲役7年を求刑しました。弁護側は無罪を主張しています。 【写真を見る】16歳未満の少女への性的暴行事件で裁判が結審 米空軍兵の男に懲役7年を求刑 被告は無罪主張 この裁判は嘉手納基地所属の兵長ブレノン・ワシントン被告が2023年12月、16歳未満の少女に声をかけて車で連れ去り、基地の外の自宅にわいせつ目的で連れ込んで性的暴行を加えたとして、わいせつ誘拐と不同意性交等の罪に問われているものです。 那覇地裁で25日開かれた裁判で検察側は、少女がジェスチャーを交え実年齢を伝えていて、暴行された際に拒否する意思を伝えたとして、ワシントン被告の行為は「極めて悪質で身勝手で自己中心的だ」として懲役7年を求刑しました。 一方弁護側は、少女の証言が母親と違う点や、変遷があり証言の信用性がないとしました。また少女が年齢を「18歳と答えた」とした上で、性的行為については「同意を得ていた」と無罪を主張しました。 判決は今年12月13日に言い渡される予定です。
琉球放送