【なんとチタンより軽い!】特許取得の新素材採用“パネライ”最新作
イタリアのデザインとスイスの卓越した時計製造技術を併せ持つ“パネライ”が、洗練された機械式クロノグラフムーヴメントを特徴とする“ルミノール クロノ コレクション”に新作を追加。2023年11月より販売が開始された。最大の特徴は、“カーボテック”を採用した外装だ。 【ルミノール クロノ カーボテックの画像を見る】 パネライが特許を取得したカーボテックは、美しさと耐久性の両方を向上させるような構造で設計されており、現代の時計愛好家からの高い要求に応える新素材。チタンと比べて14%、スティールより36%軽いため、軽快な装着感を得ることができるうえ、カーボンファイバーとで高分子ポリマーの圧縮からできた合成素材により、強度を高めることにも成功している。
44mmサイズのカーボテックケースを採用した新作は、大きくて明るいマーカーとスモールセコンドを備えたルミノールの美しさを再現しながら、メゾンの技術面での努力と新素材の応用が体現された進化系モデルだ。 新素材のケースに収まるマットブラックの文字盤は、各表示やサブダイアルの鮮やかなブルーとホワイトが美しく引き立ち、暗い場所での発光時にも高い視認性を誇る。ケースバックは密閉されていて、防水機能は10気圧。ムーヴメントは、42時間のパワーリザーブとタキメーター スケールを備えたクロノ オートマチック キャリバー“P.9200”を搭載。マリンスポーツなどで必要となる計測機能も備える。 ベルトは、汗や湿気に耐えるように設計されたハイテク素材“スポーテック”を用いたベルトがあわせられているほか、スペアとしてブラックのラバーベルトも付属。価格は223万4100円だ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部