<キン肉マン>令和版アニメ ウルフマン役はケンドーコバヤシ 「大河ドラマの主役よりも長い役作りをしてきました」
人気格闘マンガ「キン肉マン」のテレビアニメ新シリーズ「『キン肉マン』完璧超人始祖編」で、お笑い芸人のケンドーコバヤシさんがウルフマンを演じることが明らかになった。ウルフマンは、相撲技を主体として張り手や投げ技を得意とする正義超人で、「キン肉マン」ファンとして知られるケンドーコバヤシさんが演じることになった。 【写真特集】令和の「キン肉マン」 ビジュアルにテリーマン、バッファローマン! 超人激突!
ケンドーコバヤシさんは「かなり前にオファーをいただいて大河ドラマの主役よりも長い役作りをしてきました。ウルフマンは過去にハワイで謎のペイントレスラーをやっていたり実は見どころの多い超人なのでぜひお楽しみに!」とコメントを寄せている。
ケンドーコバヤシさんが、ミートくん役の上坂すみれさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組「キン肉マン 超人ラジオ」(ニッポン放送)に7月1日から2週にわたり出演することも発表された。
「完璧超人始祖編」は、「キン肉星王位争奪編」の続きとなる人気エピソードで、新たな脅威となる完璧・無量大数軍が襲来し、正義超人、悪魔超人軍との三つどもえの戦いが描かれる。アニメは、さとう陽さんが監督を務め、Production I.Gが制作する。深見真さんがシリーズ構成、丸藤広貴さんがキャラクターデザイン、高梨康治さんが音楽をそれぞれ担当する。
初回は過去の名シーンを振り返る“第0話”となり、「怪獣退治編」「超人オリンピック編」「7人の悪魔超人編」「黄金のマスク編」「夢の超人タッグ編」「キン肉星王位争奪編」の数々のシーンが、約30年ぶりに令和版「キン肉マン」として新たに映像化される。CBCテレビ・TBS系のアニメ枠「アガルアニメ」で7月7日から毎週日曜午後11時半に放送される。
「キン肉マン」は「ゆでたまご」の人気格闘マンガで、1979~87年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された。キン肉星のダメ王子・キン肉マンが正義超人たちと共に悪の超人と戦う姿が描かれた。続編「キン肉マンII世」が1998年に「週刊プレイボーイ」(同)で連載をスタート。2011年には約24年ぶりに「キン肉マン」の連載を再開したことも話題になり、「週刊プレイボーイ」「週プレNEWS」で現在も連載中。コミックスのシリーズ累計発行部数は7700万部以上を誇る。2013年にはシリーズ通巻100巻を達成した。