韓国は64年ぶりの優勝に届かず...準決勝で姿を消す。ヨルダンが2-0快勝でファイナルへ進出【アジア杯】
チョ・ヒョヌが好セーブ連発も…
アジアカップの準決勝が現地2月6日に行なわれ、ヨルダンと韓国が対戦。ヨルダンが2-0で勝利を収め、決勝進出を決めた。 【動画】ヨルダンFWの華麗なループ弾! 立ち上がりから攻勢を強めるヨルダンは、丁寧に最終ラインから繋いでビルドアップ。奪われても激しいプレスで相手の前進を許さない。18分には縦に速い攻撃から、最後はヌール・アル・ラワブデが右足のコントロールシュートを放つ。これはGKチョ・ヒョヌが好セーブで防ぐ。 64年ぶりの優勝を目ざす韓国は29分、味方との連係から左サイドを突破したソル・ヨンウが、ペナルティエリア内で倒され、PKの判定。しかし、これはVARチェックの末にPK取り消しに。 32分、右サイドからのクロスに、ヘディングで合わせたイ・ジェソンのシュートは右ポストに直撃し、得点ならず。 ヨルダンも42分、ヤザン・アル・ナイマトが右サイドから仕掛け、細かなボールタッチでDF3人を抜き、ペナルティエリア右に進入。右足のシュートは、またしてもGKチョ・ヒョヌに素早い反応で止められた。 後半の序盤は韓国がボールを握っていたが、ヨルダンが相手のミスを突いて、先制に成功する。 53分、短くなった相手のバックパスをカットしたムサ・アル・ターマリが、正確なスルーパスを供給。これに反応したアル・ナイマトが、華麗なループシュートでGKの頭上を抜き、ネットを揺らした。 勢いに乗ると、さらに66分には、ドリブルで持ち上がったアル・ターマリが、右サイドから切り込み、左足でグラウンダーのシュートを放つ。狙いすましたコントロールシュートがゴール左に決まり、あっという間に2点差とする。 反撃に出たい韓国は、70分にイ・ガンインが、ソン・フンミンとのワンツーで抜け出すも、相手DFに対応されシュートまでいけず。その後に得た好機も、フィニッシュの精度を欠く。結局、このまま最後までスコアボードは動かず、ヨルダンが白星を飾った。 決勝は10日に開催。ヨルダンは、7日に行なわれるもうひとつの準決勝、イラン対カタールの勝者とアジアの頂点をかけて激突する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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