福島・北矢野目に洋菓子店「クレドール」 結婚機にUターン開業
洋菓子店「Patisserie Kledor(パティスリークレドール)」(福島市北矢野目、TEL 024-597-6780)が11月12日、福島市北矢野目にオープンした。(福島経済新聞) 店主の末永萌さんは東京の専門学校を卒業後、新潟と福島のパティスリーで約10年間、修業を積んだ。オープンのきっかけについて、末永さんは「結婚を機に福島に戻ってきた。独立願望は以前からあり、今回の物件を夫と知り合いが見つけてくれたのをきっかけに独立に踏み切ることができた」と話す。「子どもが小さく、子育てと両立できるか不安だったが家族のサポートがあって実現できた」とも。 「スイーツは、かわいいものより、おしゃれでスタイリッシュなものを作りたい。パーツ一つ一つとパッケージにも妥協しないことで特別感のある商品を届けたい。『大切な人とシェアしたくなる』をモットーにしている」と末永さん。 商品は、焼き菓子、ケーキ、チョコレート、ロールケーキなど。ショーケースには約10種類の生菓子と焼き菓子を並べる。「チョコレートは値上げしているが、自分が食べておいしいと思ったチョコレートを厳選して使っている。フルーツのピューレ一つ取っても、食感や味わいなどを考慮しながらケーキに合わせて使っている。食べてもらうことで細部へのこだわりを伝えることができれば」と末永さん。 オープンを迎えて、末永さんは「今後、お客さまからのオーダーやリクエストにはなるべく対応できるようにして、一人でも多くのに人に幸せを届ける店にできるようにしたい」と意気込みを見せる。 営業時間は10時~18時。日曜・月曜定休。
みんなの経済新聞ネットワーク