「これは酷い」「全く笑えない話だ!」全日本実業団対抗で“虚偽の申請”が発覚! 出場資格に満たない4選手が出場【陸上】
11月6日、日本実業団陸上競技連合は、『第 71 回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会(9月22~24日/岐阜メモリアルセンター 長良川競技場)』で、出場資格に満たない4選手が出場(うち1人は虚偽の記録を申請)していたことを発表した。 同連合は、公式ホームページで「(お詫びとお知らせ)第71回全日本実業団対抗陸上競技選手権大会 資格審査の不備と今後の対応について」と題した文書を公開。大会後に同連合事務局のもとに、出場資格を満たしていない可能性がある選手が出ていたと情報提供があったようだ。 「実際には出場していない競技会の結果記録をもとに虚偽のエントリー申請を行なっていたことが判明しました」と報告した同連合は、「当該選手を含む計6名(2名は欠場)の選手が出場資格を保有していなかった」と驚きの事実を伝えた。 虚偽のエントリー申請を行なった選手には、「本大会へのエントリー自体を抹消」「本大会以降の実業団の大会に関して、暫定的な出場資格停止」と処分内容を記載。その他5名の選手は、大会側の不備もあったことから、出場資格が認められ、記録の抹消もされないようだ。 あるまじき事態に同連合は、「本大会の資格審査について、まずは各地域実業団連盟で行なっておりますが、一部連盟での資格審査が機能しておらず、資格記録や要件についての詳細な確認を怠っていたことが原因と考えております」と分析。 今後は「各地域実業団連盟ならびに当連合における資格審査体制の再構築とともにWebエントリーシステムの見直し等を行ない、申請時ならびに審査時に、改めて、自動も含む多重のチェックを行なうことで再発防止を図ってまいります」と記している。 前代未聞の虚偽申請のニュースにファンからは「誰やコレ、大問題やで」「おいおいおいおいおい」「虚偽申請は全く笑えない話だ」「これは酷い」「虚偽申請は論外だけれど、連合の確認体制もざるすぎだろ」「永久資格停止でいいと思う」などと怒りの声が上がっている。 構成●THE DIGEST編集部