ダルビッシュ有、ドジャース戦勝利後に見せた山本“KID”徳郁さんへの思い 胸に宿った“義兄のファイティングポーズ”に「感動した」「泣きそうになった」
ドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ第2戦に先発し、勝利投手となったパドレスのダルビッシュ有投手。試合後には、2018年9月に41歳の若さで他界した義兄の故・山本“KID”徳郁さんのTシャツを着用して会見に臨みました。 【画像】記者会見時のTシャツに使った“徳郁さんの姿”
胸元に義兄のファイティングポーズ
ダルビッシュ投手は7回1失点の好投で勝利投手になり、ポストシーズン5勝目。大きな注目が集まった大谷翔平選手との対決も3打数ノーヒットと完璧に抑え込み、先勝を許していたチームに大きな勝利をもたらしました。 試合後の会見では、徳郁さんがファイティングポーズを取った写真がプリントされたTシャツを着用。米記者からTシャツについて質問されると、「義理の兄で6年前に亡くなりました」と英語で説明していました。
死去後に明かしたエピソード
徳郁さんの死去後には自身のブログで、「4年ほどしか経ってませんが、家族として繋がられたことを本当に誇りに思います。たくさん勉強させていただきました」と一緒に過ごした時間を振り返っていたダルビッシュ投手。 死去の3カ月前には、徳郁さんから「普段あんま恥ずかしくて話せないけど。マジで大好きだよ。心から愛してるよ」と一生忘れられない“愛のメッセージ”をもらったことを明かし、「優しく、愛が深いけど、すごくシャイなKIDさんが心から言ってくれたことが本当に嬉しくて、でも凄く恥ずかしくて5分ぐらい動揺してしまいました笑」と当時の心境を回顧していました。 会見は各メディアで放送され、Xでは「さりげなく義理の兄である格闘家・山本KIDさんのTシャツを着てきた姿にも感動した」「思わず泣きそうになった」「ダルビッシュ有選手本当に大好き KIDさんのTシャツはやばいよ、、、」「KIDのTシャツ着て会見したのめちゃくちゃ痺れるくらい最高にカッコイイよな」など反響が寄せられました。
ねとらぼ