商店街が企画編集「自由が丘オフィシャルガイド」 カフェ特集
自由が丘の専門店・飲食店約700店分の情報を網羅した最新ガイドブック「自由が丘オフィシャルガイド2025」(販売提携=昭文社)が12月2日、発売された。(自由が丘経済新聞) 同書は1956(昭和31)年の創刊以来、企画から編集、取材まで「自由が丘商店街」が独自に手がける情報誌。2023年から刊行形態が年刊に変わり、公式ホームページ「自由が丘オフィシャルウェブサイト」と連携するなど情報のデジタル化を進めている。 最新号の特集は「Jiyugaoka Cafe事典 2025」と題し、自由が丘エリアにある約120店のカフェの中から約80店のカフェを「カフェマップ」にまとめ、その中から編集部「お薦め」のカフェも紹介している。 編集長で、自由が丘のカフェ「usubane(ウスバネ)」店主でもある薄羽皓一朗さんは「SNSで『自由が丘』と共に検索されるキーワードは『カフェ』が多い。そこで自由が丘の魅力の一つでもあるカフェの多さに注目し、今回、特集を組んだ」と言い、ピックアップしたカフェのお薦めメニューなども写真付きで紹介した。 もう一つのエリア別特集「隠れが丘の楽しみ方」は、自由が丘駅前から少し離れた3つのエリア「緑が丘」「奥沢」「奥自由が丘」を取り上げた。薄羽さんによると「これらは自由が丘の隠れた人気エリア」といい、「駅からは少し離れたところにある名店を、各エリアの店の人たちと相談しながら紹介した」という。 「今回取り上げた店以外でも紹介したい店がたくさんあり、自由が丘の幅広いエリアに新しくすてきな店ができてきている。ぜひガイドブックを手に取って自由が丘の街を楽しんでもらえたら」と呼びかける。 B5変型判、定価550円。自由が丘「不二屋書店」ほか全国・ネット書店で販売する。
みんなの経済新聞ネットワーク