「せっかちすぎてミス」発達障害の人が抱く焦燥感、大切なのは「時間の感覚が違う人」に合わせること
■自分とは“時間の感覚が違う”人がいる 必ず結論から話すことで、会話もスピーディーになります。行動を予測し、次に望みそうなものを先回りして用意しておくことも大切です。仕事の報告をするときは、突っ込まれそうなポイントは、あらかじめ答えを用意しておきましょう。 このように、せっかちな人に合わせていると、自然と自分の考え方や行動から無駄が省かれていくメリットもあります。 生きづらさを抱えるあなたへのヒント!
せっかちは必ずしも欠点ではありませんが、もし改善したいと思っているのなら、「しないこと」を意識しましょう。 「人の話をさえぎらない」「せかすように相づちを打たない」「人のペースに口を出さない」などなど。 こうした「しないこと」を少し意識すれば、あなたはより付き合いやすい人になっていくはずです。
岩瀬 利郎 :精神科医、博士(医学)