カルタの“ん”は「んだがらっしゃ~!」方言楽しむ石巻カルタに熱戦 震災前を思い出すひととき〈宮城県〉
ミヤギテレビ
宮城県石巻市門脇町の災害公営住宅で開かれたカルタ大会は地元町内会が主催したもの。 「おらいも、おだぐも、阿部安部安倍」 住民たちが楽しんだのは、その名も”石巻カルタ”。
”さ”は「三年続けてお参りすれば、貧乏知らずの金華山」 ”ん”は「んだんだがら~んだがらっしゃ~!」 方言を取り入れているほか、地元の人だからこそ“分かる、懐かしい”と感じる事柄が描かれていて参加した人たちは熱戦を繰り広げると共に思い出話に花を咲かせていた。 参加者 「街が活気あったころを思い出して楽しかったです」 「昔懐かしいのが、イナゴとり。今はやっていないが昔はやっていた。」 「(クジラは)我々の石巻界隈の海の経済の主力だった」 主催した地元町内会では、参加者に震災前の石巻の光景を思い出してもらうと共にこのカルタを震災伝承施設に展示し、若い世代の人たちにも地域の魅力を感じて欲しいとしている。