「これまで1500万円以上つかった」愛車は“マークⅡ”と“180SX”…話題のドリフトギャル・油浦桃(25)に「何でドリフトやるんですか?」「ふだんからケンカするんですか?」と聞いてみた
「ブレイキングダウンに出る女の子は、根性ある」
––––ブレイキングダウンに出たきっかけは? ドリフト活動の資金を集めるために、知名度を上げたくて。ドリフトって、めちゃくちゃお金がかかるんですよ。 ––––実際に出場してみて、どうでしたか? ブレイキングダウンがきっかけで、スポンサーが増えたり、イベントの単価が上がったりしました。おかげで、日産の「180SX」を一括購入できましたね。 ––––胡桃そらさんと対戦して、どうでしたか? あのときは、普通にムカつきましたね。でも正直、彼女が盛り上げてくれなかったら、試合は決まってなかったなと思います。 ––––胡桃そらさんには、スパーリング前のオーディションでエクステをむしり取られたんですよね? エクステをむしり取られてはいないですが、髪の毛は引っ張られました。でも、彼女のようなタイプは嫌いじゃないですし、むしろ結構好き。ブレイキングダウンに出る女の子は、根性あるなって思います。 ––––胡桃そらさんが「ブレイキングダウンのスパーリング後に、油浦桃さんから挨拶された。なんで裏で馴れ合いしてくんの?」と言っていたのですが、事実ですか? 裏でどんなやりとりをしたかは、全然覚えてないです。 ほかの子たちはたぶんエンタメ性を重視していたと思うけど、私はドリフトというスポーツ分野でがんばっているから、目立つことで「ドリフトやっている子」っていうのを知ってもらえればよくて。 だから胡桃そらさんに限らず、ブレイキングダウンに出ていた選手とは、誰とも仲よくしないですよ。 ––––いーたろさんと対戦してどうでしたか? 女子枠ではいーたろが一番目立っていたので、絶対に対戦したいと思っていました。 実際に対戦してみたら、相手はけっこう疲れていましたね(笑)。オーディションのとき、いーたろは私より10キロ重かったんです。私の体重は45キロぐらいで、向こうはたぶん55キロ。それで「試合までにお互い50キロに揃えてくれ」って言われたんです。 彼女はちゃんと50キロに痩せてくれたんですけど、私は体重を増やすことができず、当日も体重差は少しありました。 体重をクリアしたというのもあって、向こうは余裕だと思っていたのかもしれないです。でも試合では私がめっちゃ連打するから、びっくりしていましたね。それで、すごく疲れていたように見えました。でも、相手のパンチは重くて痛かったですよ。 ––––格闘技の経験はあったんですか? ないです。でも、「ブレイキングタウンの女子の試合は、気持ちで引いたほうが負けなのかな」というのがあって。私は「絶対に気持ちで引かない」という自信があったので、挑戦しました。 ––––ふだん、ストリートでケンカをすることは? そういうことはしないです。