「寝仏さん」をすす払い…福岡県篠栗町の南蔵院、全長41mの釈迦涅槃像を参拝者らがササ竹を使い
新年を前に福岡県篠栗町の南蔵院で26日、巨大な釈迦涅槃像のすす払いが行われた。涅槃像は全長41メートル、高さ11メートル、重さ約300トンのブロンズ製。横たわった姿から「寝仏さん」の愛称で親しまれている。この日は僧侶や参拝者約200人が、長さ約6メートルのササ竹ですすを払い落とした後、無病息災を祈りながら、さらしで1年間の汚れを丁寧に拭き取っていた。 【動画】櫛田神社ですす払い、本殿や楼門などが清らかに…福岡市博多区
参加した福岡県飯塚市の主婦(76)は「来年は明るくいい年になるよう願いを込めて拭きました」と話していた。