<チェリまほ>黒沢が安達を好きになった理由に反響、3話エンディングは“黒沢心の声だだ漏れVer”で「楽しい!」と話題に
TVアニメ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(毎週水曜深夜0:00-0:30ほか、テレ東ほか/ABEMA・Huluほかで配信)の第3話が1月24日に放送された。黒沢が安達を好きになった理由が明らかとなり、視聴者の反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】黒沢(CV.鈴木崚汰)の妄想の中のキュートな安達(CV.小林千晃) ■「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」とは 童貞のまま30歳を迎えたことで“触れた人の心が読める魔法”を使えるようになった主人公・安達清と、イケメンで仕事ができる同期・黒沢優一が繰り広げるラブコメディ。原作は「ガンガンpixiv」(スクウェア・エニックス)で連載されている豊田悠による同名漫画で、通称“チェリまほ”として知られている。2020年に赤楚衛二と町田啓太で実写ドラマ化、翌々年には劇場版も公開されたことで人気に火がつき、シリーズ累計発行部数280万部を突破した。海外翻訳版も出版されており、タイでもドラマ化されるなど、国内外で愛されている作品だ。 そんな「チェリまほ」がついにTVアニメ化。奥田佳子監督のもと、サテライトがアニメーション制作を手がけ、キャラクターデザインを「ハイキュー!!」シリーズの岸田隆宏が担当。安達役を「クールドジ男子」や「地獄楽」などでも主役を務める小林千晃、黒沢役を「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」や「Dr.STONE」でも活躍中の鈴木崚汰が務める。 ■余裕のない黒沢が可愛い 王様ゲームで黒沢から額にキスされた安達。“嫌ではなかった”と素直な気持ちを伝え、これまでただの同僚だった2人の距離は少し近づいた。 そんな中、安達は会社の親睦会で同僚たちとカラオケへ。顔がいい上に歌まで上手く、相変わらず完璧人間の黒沢から好かれていることに安達は未だ実感が湧かない。そんな自分に自信のない安達だが、面倒見が良い一面も。 チャラくて苦手だと思っていた新卒の六角(CV:白井悠介)が、実は苦手なお酒をその場を盛り上げるために無理して飲んでいることを知るや否や、さっと胃腸薬を渡す。さらには、密かに以前から気になる存在だった事務の藤崎(CV:小清水亜美)に絡んでいる酔っ払いを安達は止めに入った。本人が気づいていないだけで、安達にはたくさん良いところがある。 そんな安達を好きになった黒沢も完璧に見えて、実は余裕がない。カラオケ中も安達の隣を死守し、突然歌い出したのだって安達に良いところを見せるためだった。六角にも藤崎にも嫉妬を隠せない黒沢。「本当安達のことになると余裕ないな 俺」という心の声が、不意に触れた体をつたい、安達に聞こえてくる。そんな黒沢を安達は「ちょっと可愛いかも」と思うのだった。 ■黒沢が安達を好きになった理由に反響 安達が少しずつ黒沢を意識する一方で、黒沢の安達に対する気持ちも徐々に膨らんでいく。六角と3人で行ったサウナで、安達の無防備な姿に黒沢の完璧キャラは崩壊。触れたいと願いながらも、どんどん欲張りになっていく自分を制する、その可笑しく、時に切ない心の声を鈴木崚汰が振り幅のある演技で表現してくれる。 そんな第3話では、黒沢が安達を好きになったきっかけも明らかとなった。子供の頃から容姿で得することが多かった黒沢だが、それゆえ反感を持たれることも。周りに顔だけと思われないように必死で努力するも、ある時、接待していた女社長の不興を買ってしまう。とはいえ、黒沢はタチの悪いセクハラとパワハラに遭っただけで落ち度はない。しかし、同僚たちは日頃の嫉妬心から陰で黒沢を責める。 でも、安達だけはなんでも卒なくこなしているように見える黒沢の裏の努力を分かってくれていた。酔っ払って公園のベンチに寝転ぶ黒沢を「弱ってるとこ見るの新鮮」と見下ろす安達の表情は柔らかくもちょっと意地悪だ。 「安達はちょっとしたことで俺を不安にさせたり めちゃくちゃ幸せにしたりする まるで“魔法”みたいって言ったら 安達は笑うかな」 “触れた人の心が読める魔法”を手に入れたことで、黒沢から好かれていることを知った安達の“もう一つの魔法”が明らかとなり、視聴者から「優しさと包容力の凄さが改めて安達くんの魅力だなぁ」「安達に一途な黒沢が何故安達が好きなのかがよくわかる回だった」「なんか3話の安達…毎秒隅々まで可愛かったな…全部黒沢視点で描かれてました?」と反響を呼んだ。また、第3話のエンディングは“黒沢心の声だだ漏れVer”となっており、こちらも「まさかのED、黒沢心の声駄々漏れマジカルラブで吹いた 楽しい!!!!」「真夜中に声出して笑ってしまいました」と盛り上がりをみせていた。 ◆文=苫とり子