レスリング藤波朱理が圧勝で公式戦127連勝 2年ぶりの世界選手権優勝でコーチの父に“喜びタックル”
◇レスリング世界選手権(日本時間22日、セルビア) レスリング世界選手権の女子53キロ級で19歳の藤波朱理選手が2年ぶり2度目の金メダルに輝きました。 前日に自身初となるパリオリンピック内定を決めた藤波選手は決勝で、ベラルーシの選手と対戦。 開始10秒で相手の足をつかみバックを取って先制すると、その後も怒とうの攻めでポイントを重ね第1ピリオドを6―0で終えます。 大量リードして迎えた第2ピリオドも相手を圧倒。8-0で迎えた残り1分55秒でポイントを獲得し10-0で勝利と思われましたが、相手のチャレンジが成功。再び8-0から試合が再開されますが、すぐに2ポイントを奪いテクニカルスペリオリティ勝ち(旧テクニカルフォール勝ち)。 前回大会はケガで欠場したため、2年ぶり2度目の金メダル獲得で、公式戦の連勝を『127』に伸ばしました。 そして試合後、うれしさのあまり、父でコーチの俊一さんにタックルした藤波選手。ウイニングランも一緒に行い喜びを分かち合いました。