【伊原春樹コラム】シーズン最終盤の優勝争い 捕手は外国人リリーバーの手綱さばきをしっかり行うべき
8月21日の巨人戦[東京ドーム]、8回のマウンドに上がったハーンだが岡本和に決勝3ランを浴びた[写真=高塩隆]
【伊原春樹の野球の真髄】 シーズンも最終盤を迎えている。セ・リーグの優勝争いは広島、巨人、阪神の3チームがしのぎを削っている。8月25日現在、1位・広島、2位・巨人のゲーム差は1。8月20日から東京ドームで直接対決が行われ、広島が2勝1敗と勝ち越したが、優勝へカギを握るのはバッテリーのように感じた。 例えば21日の試合では1対1で迎えた8回裏だ。広島はこの回からリリーフ左腕のハーンがマウンドへ。しかし、先頭の吉川尚輝に一塁内野安打、モンテスに中越え二塁打で無死二、三塁のピンチを招いてしまう。ここで打席には四番・岡本和真。捕手の坂倉将吾は初球、内寄りのストレートを要求。だが、投じた1球は・・・
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週刊ベースボール