紫金山・アトラス彗星、広島市でも確認
多くの天文ファンの注目を集めている「紫金山・アトラス彗星(すいせい)」が13日、地球に最接近し、広島市内では日没後、西の低い空に見えた。彗星から長く伸びた尾は、安芸区の絵下山山頂付近や中区の中国新聞社屋上などでも確認できた。 【写真】広島市中区の中国新聞社の屋上から見えた紫金山・アトラス彗星 彗星は昨年1月に中国の紫金山天文台が発見、同2月に南アフリカの小惑星地球衝突最終警報システム(アトラス)も確認した。 国立天文台によると、今後は西の低い空から日ごとに高度を上げて観察しやすくなるが、彗星自体は暗くなっていくという。
中国新聞社