静岡県御殿場市にある陸上自衛隊滝ケ原駐屯地は２６日、寮の同室の２人の自衛官から現金１１万円以上を盗んだ２２歳の女性隊員を懲戒免職処分とし、発表しました。 　懲戒免職処分となったのは、普通科教導連隊の２２歳の１等陸士の女性自衛官です。駐屯地広報班によりますと、女性自衛官は２０２１年５月から１１月にかけて複数回にわたり、寮の同室の２人の女性自衛官から現金少なくとも１１万円を盗みました。女性自衛官は「交遊費に使った」と盗みを認め、２人に返済したということです。 　また、女性自衛官は２０２１年１０月ごろから１２月ごろにかけて、複数回にわたり、駐屯地から不正に外出しました。この不正外出を手助けしたとして、３０歳の３等陸曹の男性も停職１１日の懲戒処分を受けています。３等陸曹は「友人なので手助けした」と説明しているということです。