新宿店でしか味わえない! 「uRn.chAi&TeA(アーン チャイ&ティー)」の“セパキャロ”って何?
新宿店でしか味わえない! 「uRn.chAi&TeA(アーン チャイ&ティー)」の“セパキャロ”って何?
ライターの坂本リエです。以前、ご紹介したチャイ専門店「uRn.chAi&TeA (アーンチャイアンドティー)」が2024年4月にルミネ新宿ルミネ1に3号店をオープン。限定フードを取り入れイートインを楽しめるほか、テイクアウトも可能でチャイや紅茶を手軽に楽しめます。中でもおすすめなのは限定商品の『セパキャロ』。誕生秘話を教えてくれたのでレポートします。
香り豊かな紅茶に合うケーキやスコーンなどを展開するカフェ
アーンチャイアンドティーは、新宿駅南口直結のルミネ新宿ルミネ1 の6階に位置しています。2021年9月に恵比寿店、2023年6月にコレド室町店がオープンし、あっという間にSNSで話題になったチャイ専門店です。 新宿店では、チャイをはじめとする紅茶ドリンクやグルテンフリーのポレンタケーキ(とうもろこし粉を使ったケーキ)、スコーン、焼き菓子、サンドイッチといった軽食が食べられます。カフェ利用としてはもちろんランチにもおすすめ! 店内は広々としていました。テーブル席のほかにカウンター席にはコンセントがあるので、作業するのにもぴったり!
訪れるたびに新たな紅茶の楽しみ方ができる
ケーキやスコーンは季節ごとにメニューが変わるので、訪れるたびに新たな紅茶の楽しみ方ができるのもポイント。メニューが豊富で迷ってしまいます。カルダモン、コリアンダーシード、クローブ、ジンジャー、ブラックペッパーの6種からなるチャイ原液はスパイス豊富! さらにチャイはチャイでも抹茶やほうじ茶、新宿店限定でいちごと合わせたものなど珍しいラインナップを取り揃えています。 アーンチャイアンドティーは有機の茶葉を使い、独自のレシピで数種類のスパイスとともに煮出し、素材のインパクトをまろやかにする自家製の黒糖シロップで仕上げているそうです。 定番かつ人気メニューは 「オリジナルチャイ」。甘みとコク、そして芳醇な香りのアッサムと、花のような香りや爽快な渋みを併せ持つウバをブレンドしています。
"セパキャロ"の誕生秘話、口の中でキャロケを作る楽しさ
キャロットケーキはお店の中でも大人気商品の1つ。新しいものを作りたい! となったときにクリームを変えよう、レーズンを入れようなどの案が出ました。そんなとき、ディレクターの宮田さんが『生』という文字がつく商品に惹かれる人が多いことに着目し、『生キャロットケーキ 』を作ることにしたんだとか。試行錯誤していく中で、具材がセパレートした『セパキャロ』が誕生したそうです。 “『生キャロットケーキ』にしなかったのは想像しづらいと感じ、『セパキャロ』のほうが分かりやすいかなと”。たしかにこちらのほうがイメージがつきやすいですよね! セパキャロは、北海道産の無添加とうもろこし粉をふんだんに使って焼き上げたポレンタケーキの風味や、こだわり抜いた上質な素材をそのまま味わえるよう長い間レシピを考察し、完成したケーキ。 “にんじん、くるみ、レモン、クリームチーズ、とうもろこしなどの素材感を味わったり、一緒に食べて口の中でキャロケを作ってほしい”とのことで、実際に食べてみました。 まずはビジュアルが斬新ですね。ポレンタケーキ、にんじん、くるみ、クリームチーズ、レモンピール、シナモンパウダーがセパレートしていて、それぞれ素材の味がシンプルに楽しめます。 外は香ばしく、中はしっとりとしています。にんじんはそのまま食べるとしっかりめに風味と香りが広がり、甘みがあります。そこにクリームチーズの酸味とシナモンパウダーのスパイシーさが加わると…あれ? キャロットケーキだ! レモンピールの苦みとさわやかさがアクセントになっていました。自分好みの味わいに調整できるところが楽しみでもありますね。 最初は動揺が隠せないのに、食べ終わる頃にはキャロットケーキを食べたという満足感あり! 徐々に口の中で混ざり合わさって不思議な感覚になる、キャロットケーキの新しい形でした。 最初はセパキャロのみの販売予定だったそうですが、どちらも楽しんでほしいという想いからキャロットポレンタケーキも並ぶことになったそうです。食べ比べをするのも楽しいですね!