最高額は誰だ! U-23日本代表、市場価値ランキング6位。ついに1億円超え! 昇格クラブで輝く鉄人
日本サッカー協会(JFA)は4日、AFC U-23アジアカップ カタール2024に臨むU-23日本代表のメンバーを発表した。その中で最も市場価値が高いのは誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを順位ごとに紹介する。※市場価値は4月15日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。
6位:藤尾翔太 生年月日:2001年5月2日(22歳) 市場価値:75万ユーロ(約1億500万円) 所属クラブ:FC町田ゼルビア 2024リーグ戦成績:7試合3得点1アシスト 藤尾翔太は、セレッソ大阪の下部組織で育ち、2020年にトップ昇格を果たした。その後、分厚い選手層に阻まれて出場機会は少なく、期限付き移籍でJ2のクラブを渡り歩いていたが、昨年期限付き移籍でFC町田ゼルビアに加入して評価を高めている。 町田ではシーズン序盤にベンチスタートが多かったが、終盤戦はほとんどの試合で先発起用され、J2で8得点2アシストの成績を残し、クラブのJ1昇格に貢献した。完全移籍となった今季は、第7節まで全試合に先発出場しており、3得点1アシストを記録している。 先月のU-23マリ代表戦では、得点に関与していないが、それでも印象的な活躍をしていた。フィジカルの強さを活かしたボールキープに加えて、相手との駆け引きを楽しんでいるかのような落ち着きもあり、攻撃のアクセントとなっていた。また、右ウイングにポジションを移しても質の高いプレーをしており、監督に複数の選択肢を与えられるアタッカーだ。 藤尾の市場価値は、昨年6月に60万ユーロ(約8400万円)だったが、2023シーズンの活躍を受けて75万ユーロ(約1億500万円)となっている。J1でも戦えることを証明したいま、さらなる上昇があっても不思議ではない。
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