マイク・タイソン、ジェイク・ポールと初フェイスオフにボディブロー!2分8R制に「2分だから、より激しくファイトできる」
7月20日(土・現地時間)米国テキサス州にて対戦する、元プロボクシング世界ヘビー級王者マイク・タイソン(57=米国)とジェイク・ポール(27=米国)が13日に米国NYで開催されたキックオフ会見に出席。対戦が決まってから公式の場では初のフェイスオフを行い、タイソンは笑みを浮かべジェイクのボディにパンチを入れると、ジェイクも笑いながらも反撃し両手でタイソンを突き飛ばして見せた。 そしてマッスルポーズを見せるジェイクの腕は大きく見え、またタイソンのボディもTシャツながらマッスル度が上がっているように見えた。互いに良い仕上がりのようだ。 【フォト&動画】タイソン、ジェイク・ポールと初フェイスオフ!ボディブロー、互いのボディ比較も 現在57歳のタイソン、20年11月のロイ・ジョーンズ・ジュニアとのエキシビションマッチ以来3年8か月ぶりにリングに戻ってくるが、今回のルールは、14オンスのグローブを使用、2分8Rのヘビー級マッチに。当初エキシビションで行われる予定だったのが、最終的にプロ戦として認可された。 会見で、タイソンは「ジェイクのことは本当に好きだ。でもリングに上がったら、人生を賭けた戦いになる」と気迫。”リングには高齢すぎる”の批判に対しては「これは他の誰にもできないこと。スポーツ界を黙らせることができるのは一体誰だい?」と強い口調で語った。 対するジェイクもタイソンの考えに賛同する。「彼は激闘を望んでいる。ユーチューバーである私の活躍に終止符を打つために立ち上がった彼を尊敬する。もしマイクが私を倒したなら彼はヒーローだ」と語った。 そして2分8ラウンド制にしたことについて、タイソンは「1Rが2分間だからより激しくファイトできる。アクションも多くなる」といい、ジェイクも「激しい戦いになる。パンチも多く出て、一気に勝負を仕掛ける戦いになるだろう。ファンにとって、より楽しめる内容になるはずだ」と語った。 試合当日はタイソンが58歳となり、30歳以上の年齢差があるが、どの様な戦いとなるのか。タイソンは以前のインタビューで「死ぬほど怖い、これは戦いだ」と”ガチ”の戦闘であることを強調し、練習ではジムで“葬式の音楽”を流しながら、緊張を高め、厳しく入念な準備を行っているというが、果たして。