「退場は恥ずべき。まったくのジョーク」前田大然の一発レッド判定へ批判止まず!セルティックOBが審判を酷評「選手よりも大きな存在になりたがる」
「VARはサッカーを台無しにしている」
セルティックの前田大然がチャンピオンズ・リーグで一発退場となったことには、特にクラブ関係者から不満の声が上がった。審判の姿勢に苦言を呈したOBもいる。 【画像】判定は妥当? 一発レッドとなった前田大然のタックル 前田は11月8日のアトレティコ・マドリー戦で、マリオ・エルモソに対するタックルで退場を命じられた。当初はイエローカードの判定だったが、VARチェックの結果でレッドカードに判定が変更。先制を許していた中でビハインドを背負ったセルティックは、0-6と大敗を喫している。 退場判定は議論を呼んだ。足裏を見せてのタックルだったが、レッドカードには値しないとの主張もある。静止画像での確認が印象を悪くさせ、退場につながったとの声も少なくない。 セルティックOBのフランク・マカベニーは、『Football Insider』で「正直、セルティックは素人のように見えた。アトレティコの出来から、いずれにしても勝つことはなかったと思う」と、大敗した古巣を厳しく評価した。 だが、「退場の前まではやれていたかもしれない。だが、退場はまったく恥ずべきだった。まったくのジョークだよ」とも述べている。 「VARはサッカーを台無しにしている。11人でも大変なのに、10人になればなおさらだ。マエダが気の毒だよ。あのエルモソの転がりぶりを見たか。恥ずべきだった。まずは静止画で確認するのをやめるべきだ。足裏を見せていたように見えるが、相手をとらえていない。私が現役のころならイエローカードでもなかったよ。だが、今の時代でもイエローカードだ」 さらに、マカベニーは「審判たちが選手よりも大きな存在になりたがっている。セレブになりたがるんだ。自分たちのほうが選手たちより優れていると考えている。恥ずべきことだ」と続けた。 「私からすればお芝居みたいだよ。(VARチェックは)明白かつ明確な場合だが、そうじゃなかった」 セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は10日、前田がこのプレーでひざを負傷し、1カ月超の離脱となることを明らかにしている。ワールドカップ予選も欠場する見通しとなった前田にとっては、散々な一戦となってしまった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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