岡山市中心部のビルの屋上でミツバチを飼育し、ハチミツを作るプロジェクトの第２弾がスタートです。３月１５日、ハチを巣箱から放つ蜂放式が行われました。 今回、セイヨウミツバチの巣箱が設置されたのは岡山市北区表町の天満屋岡山店別館の屋上です。神事の後、約４万匹のセイヨウミツバチが入った巣箱の扉が開けられました。 岡山県内で初めての都市養蜂、「おかやまミツバチプロジェクト」。中心市街地の緑化促進や生態系について考えるきっかけにしてもらおうと天満屋グループなどが２０２２年３月に始めました。 第１弾はＪＲ岡山駅前のビルの屋上で行われ、これまでに約６５０キログラムのハチミツが採れました。セイヨウミツバチは巣箱を中心に半径３キロほどを移動し、街路樹や季節の花からミツを集めて戻ってくるということです。 （おかやまミツバチプロジェクト　井上弘雅代表） 「表町となると後楽園、旭川さくら道まで約５００メートルなのでたくさんの香り高いミツが取れるのではないかと期待している。」 ４月下旬にはハチミツを採取し、採れたハチミツはデパートなどで販売する予定です。