【陸上】世界クロカン代表選考を変更 2月25日の日本選手権クロカンが対象に 開催地・日程変更による措置
日本陸連は11月13日、来年3月に開催される世界クロスカントリー選手権の日本代表選考要項を変更したと発表した。 澤田結弥が来年ルイジアナ州立大進学!U20世界選手権1500m入賞のダイヤモンドアスリート 世界クロカン選手権は当初、2月10、11日にクロアチア・メドゥリンで開催される予定だったが、開催準備の遅れなどから3月30日にセルビア・ベオグラードに代替開催となることが9月に発表されていた。 それにともなって選考レースも変更。シニアの部(男女とも10km)は12月10日の日本選手権10000m、U20の部(男子8km/ジョイ6km)は12月2日の第10回京都陸協記録会特別選考レース(男女5000m)だったものを選考外に。替わって、シニアは2月25日の第107回日本選手権クロスカントリー(福岡・海の中道海浜公園)が、U20は同日のU20日本選手権クロスカントリー、男女混合8kmリレーは同日の選考レース(男女とも2km)が新たに選考レースとなる。 なお、選考基準の優先順位としては男子・女子10kmはブダペスト世界選手権(男女5000m、男女10000m、男女3000m障害)の入賞者が最上位。ただし、選考競技会への参加が条件となる。上記は男子3000m障害の三浦龍司(順大)、女子5000mの田中希実(New Balance)、女子10000mの廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が対象となっている。 世界クロカン選手権は2013年から奇数年に開催されてきたが、2021年大会がコロナ禍で延期となり2024年に開催。今年は豪州・バサーストで開催され、田中希実、吉岡大翔らが出場した。
月陸編集部