元ファイターズ斎藤祐樹さんがつくる『ミニボールパーク』北海道長沼町で進む計画「この場所に決めました」
元ファイターズの斎藤佑樹さんが空知の長沼町に少年少女用の野球場建設を計画していることがわかりました。野球場建設にかける斎藤さんの思いとは?(2024年9月9日放送) 斎藤佑樹さん) 「ホームランを打ってゆっくりダイヤモンドを一周する。その感覚を子どもたちに味わって欲しい。そのための野球場を作りたい。斎藤佑樹野球場つくります。」 元ファイターズの斎藤佑樹さんがプロ野球選手引退後に目標に掲げた少年少女用の野球場建設。生まれ育った群馬県やファイターズの2軍施設がある千葉県など全国を視察し、斎藤さんが建設地に選んだのは…。 斎藤佑樹さん) 「最終候補地は北海道に決まりました」
建設地に選んだのは、エスコンフィールドがある北広島市に隣接する長沼町。3年前まで野球場やパークゴルフ場として使われていた「舞鶴スポーツ公園」の跡地に、新たな野球場などを建設する計画です。 斎藤佑樹さん) 「自分自身がプロ野球選手としてまず最初にお世話になって、北海道という場所が僕は大好きな場所ということもあり立地的にもいい場所だったので、この場所に決めました」 本間壮惟記者) 「斎藤佑樹さんが作る野球場の周りには子どもたちが遊べる場所も作られる予定で、野球場というよりもボールパークに近い施設となります」 斎藤さんが描くのはいわば「ミニボールパーク」。子どもたちが遊べるアスレチック施設や地元の方と農業体験ができる施設、球児のための合宿施設も建設が計画されています。 斎藤佑樹さん) 「よろしくお願いします、斎藤佑樹です」 長沼町・齋藤良彦町長) 「どうも町長の齋藤でございます」 長沼町長と面会し、自らの計画を示した斎藤さん。 斎藤佑樹さん) 「最大の目標は少年少女専用の野球場を作って、全国大会が行われたらいいなということと国際的な交流ができるような野球場」 住民説明会町民を招いた説明会も開き、野球場づくりへの熱い想いを伝えました。 斎藤佑樹さん) 「この場所と皆さんのお力を一緒に合わせていきながら、子どもたちの未来を一緒に切り開いていただけたら嬉しいなと思っています」 地元の中学生は新しい野球場の完成に期待を膨らませています。 中学生) 「野球人口が少なくなっているので増えるきっかけになるしいいかなと思いました」 「斎藤佑樹さんとキャッチボールとか触れ合えたらいいと思う」 町も斎藤さんの計画に前向きな姿勢です。 長沼町の担当者) 「今まで何も使われていない施設だったのでたくさん人が遊びに来ていただいて地域が活性化して賑わっていけたら」 町によりますと、年内にも斎藤さんの会社と土地の契約を交わす予定で、来年春から本格的な整備が始まり来年秋に野球場がオープンする計画だということです。 斎藤佑樹さん) 「地元の子供たちがまずはこの野球場で野球をしたいって思ってくれるように整備できたらいいなと思う」 野球場づくりという新たな夢に向かって走り始めた斎藤さん。ミニボールパーク誕生に向けた挑戦が始まっています。
HTB北海道ニュース