50代の片づけ。透明ケースを使ったすっきり収納「ビフォーアフター」
透明の収納ケースは便利ですが、中身のゴチャゴチャが見えてしまうことも。ここでは、プチプラで簡単にスッキリさせる工夫を、元祖・節約主婦として知られ、カウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんに聞きました。 【写真】中身が見えなくなるだけでゴチャゴチャ感が減少
春は「見直し整理」にぴったりの季節
子どもたちが学生の頃は、学年や学校が変わる春休みはよく片づけをしました。その習慣がなんとなくしみついているのか、暖かくなってやる気が起きるのか、今年もこの時季に家の中を少しずつ「見直し整理」しています。 定期的に見直すことで、「あれがあった、これもあった」と確認でき、ムダ買いを防ぐことができるのも、「見直し整理」のいいところ。 ふと納戸に目を向けると、無印良品の収納ケースが。 中身は棚ごとに ・旅行グッズ ・水着や浮き輪などのアクティビティ用品 ・化粧品のストック品や気泡緩衝材 ・日用品のストック分 ・ペットボトル・お酒 ・頻繁には使わない電化製品 ・現時点の不用品で取って置くもの ・あきスペース など、分けているようですが、なんだか雑然としている。 解消する方法として、きっちり収納するよりも、目隠しをすることを選びました。
透明の収納ケースは、ペーパータオルで目隠しするとスッキリ
買い物に行くのも面倒なので、今あるもので…と家の中を探したら、いいものが! 生地が丈夫な、洗って使えるペーパータオルです。 一枚ずつ切るのも簡単、手間なしです。 こんな感じで引き出しに入れていきます。横幅がなかなかのジャストとフィット感。
高さ調節すればOK!スッキリした「ビフォーアフター」
引き出しの高さが違うので、ペーパーを潜り込ませて高さ調節をします。 ただ、入れただけではズレるので、私は2か所だけ両面テープで留めました。 動かないようにしたい場合はテープを長めにカットして、両脇をしっかり留める方がいいかもしれません。 中身が見えなくなるだけでゴチャゴチャ感が減少。 見える色が減っただけで、なんとなくスッキリ感が増しました。 今回は間に合わせでペーパータオルを使いましたが、こちらのメリットは、汚れたり劣化したら取り替えられること。捨てるのも簡単で惜しくありません。 もちろん白い紙や厚紙などでもいいかと思います。引っ越し後の、とりあえずの目隠しにも便利です。
若松美穂