元妻に殴る蹴るの暴行、強制性交… 30代男に懲役7年 裁判長「悪質で身勝手」 那覇地裁 沖縄
沖縄県内で当時の妻に殴る蹴るなどの暴行を加えて全治約30日間のけがを負わせ、畏怖した妻と強制的に性交し全治不明の心的外傷後ストレス障害(PTSD)にしたとして、傷害と強制性交等致傷の罪に問われた被告の30代男の裁判員裁判で、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)は7日、懲役7年(求刑懲役9年)の判決を言い渡した。 【動画あり】伊江島で竜巻か
佐藤裁判長は量刑理由で、被告の犯行態様は「悪質」「身勝手」と非難し、当時の妻は多大な苦痛を被ったとした。一方で動機や経緯に、被告の自閉症スペクトラム障がい(ASD)特性が「少なからず影響を与えたことは否定できない」とも指摘した。
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