ユニクロ アンド ジェイダブリューアンダーソンの2024年、春夏がリリースされる!──GQエディターのベストバイ
長寿プロジェクト、ユニクロ アンド ジェイダブリューアンダーソンが今年も春夏コレクションを公開。GQエディターが展示会でチェックした。 【写真を見る】それぞれのプライスとディテールをチェック!
50年代の英国
「ユニクロ アンド ジェイダブリューアンダーソン」の2024年春夏コレクションが公開。4月19日(金)に発売される。2017年春夏にスタートしたこのコラボレーションも今シーズンで14回めを迎え、長寿コラボとして根強い人気がある。今季は1950年代のイギリスの工芸品が着想源。アメリカのフィフティーズとはまた異なる、カラーパレットやテキスタイルが想像力を刺激してくれる。発売前のアイテムをGQエディターがチェックした。絶妙なニュアンスのエクリュカラーに注目だ。 ■バッグ 厚手のコットンキャンバスを使用したトートバッグは、今季のインスピレーション源のひとつ、英国の織物の巨匠、ピーター・コリングウッドのグラフィカルなハンドルが特徴。大容量かつ内側に3つのポケットを配しているので、小物の出し入れも便利で機能的。オンオフ問わず使えるトーとは、ニュートラルカラーのコーディネートのアクセントに使いたい。(高杉賢太郎、シニア・ファッション・エディター) ■ニットポロシャツ Tシャツよりもキチンと見えるポロシャツは、一歩間違えると野暮ったくみえる難易度の高いアイテムだが、ニット素材でボタンレスのスキッパーカラーとパイピングが洒脱なこのポロシャツなら、どんなスタイルでも取り入れやすそう。袖と裾のリブ使いとトーナルカラーのJWAロゴがエレガントもさり気ない。(高杉賢太郎、シニア・ファッション・エディター) ■ライトコットンオーバーサイズジャケット(ウィメンズ) 今季はどのアイテムもホワイトがいい。エクリュにも似た柔らかなトーンは、グランパコアにも古着っぽいスタイリングにもフィットしそうだ。メンズ、ウィメンズともにジャケットを展開する中で、気になったのはウィメンズのほう。スタンドカラーにもなるし、首元をくしゃっとしてもニュアンスが感じられていい。両脇の裾のテープもいいアクセントだ。173cm67kgの体格で、XLまたは2XLがちょうどよさそうだ。(岩田桂視、シニア・ライフスタイル・エディター/デジタル・エディター) ■コットンジャケット 巷は空前のワークウェアブーム、とくにカーハートのデトロイトジャケットやアクティブベストの人気が凄いが、本気系のワークウェアは重く武骨になりすぎてしまうのがネック。大きなフラップポケットとボックスのシルエットがカバーオールのような佇まいのジャケットは、ガーメントウォッシュをかけた柔らかい風合いと薄くて軽い素材感が魅力。同素材のショーツとセットアップで着たい。(高杉賢太郎、シニア・ファッション・エディター) ■ソックス 「ユニクロ アンド ジェイダブリューアンダーソン」のソックスは、毎シーズン気になるアイテムのひとつ。今季はグレー×ホワイトおありそうでなかったボーダーがいい。黒や茶など、重たいカラーのシューズと合わせて野暮ったくまとめたくなる色合いだ。(岩田桂視、シニア・ライフスタイル・エディター/デジタル・エディター)
まとめ・GQ JAPAN編集部