休場の貴景勝、診断書に「頸椎椎間板ヘルニア」 師匠「なかなか良くならない」再出場せず名古屋場所は9度目のカド番へ
◆大相撲 ▽夏場所2日目(13日、東京・両国国技館) 大関・貴景勝(常盤山)が夏場所2日目の13日、日本相撲協会に休場を届け出た。頸椎椎間板ヘルニアの診断書を提出。同書には3週間程度の安静加療を要すると記された。 3場所連続13度目の休場となった。初日は東前頭2枚目・平戸海(境川)に一方的に敗れ、土俵下に転落。取組後は左脚を気にするそぶりを見せていた。 取材に応じた師匠の常盤山親方(元小結・隆三杉)によると、この日の朝に本人から休場の申し入れがあったという。「首です。なかなか良くならない。(場所前は)2、3日しか稽古してない」と慢性的に痛みを抱える首が原因となったと説明した。再出場については「ないです」と否定。「とにかく7月に向けてやる」と語った。名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)は9度目のカド番となる。
報知新聞社