巨人・泉口友汰がシーズン途中で尊敬する吉川尚輝の代名詞を継承
◆日本生命セ・パ交流戦 楽天7x―6巨人(11日・楽天モバイル) 巨人は2回、ルーキー・泉口友汰内野手(25)にプロ1号ソロが飛び出した。 【動画】ショートでノックを受ける泉口友汰と門脇誠 * * * 泉口は5月22日の中日戦(東京D)から登場曲をレゲエシンガー・寿君の「オレガヤレバ」に変更した。巨人では吉川が1年目の17年から昨季まで7年間使用し、“代名詞”として定着していたナンバーだ。 遊撃一筋だったアマ時代から「ハンドリング、イレギュラーへの対応、全てがすごい」と背番号2を尊敬してきた。プロ入り後は公私ともに仲良くなった。5月中旬、泉口が雑談の中で「いい曲ですね」と伝えると、吉川は「だったら使ったらいいんじゃない」と二遊間コンビを組む後輩に“継承”した。 普段から泉口からリスペクトに満ちた言葉を掛けられている吉川は、「本当に口だけなんで」と苦笑しつつ「でも、いい選手です。守備もうまいし。(連係プレーは)練習してないんですけど、とっさで反応できるっていうのはあいつの持ってるセンスだしね」。認め合う2人が巨人の二遊間を支えている。(内田 拓希)
報知新聞社