【日本ダービー登録馬】皐月賞馬ジャスティンミラノの「1強ムード」 2冠阻止へ多士済々の素質馬が集結
[GⅠ日本ダービー=2024年5月26日(日曜)3歳、東京競馬場・芝2400メートル] 【写真】世代の頂点に立つのは?日本ダービー登録馬 いよいよ2週後に迫った“競馬の祭典”GⅠ日本ダービー(26日=東京芝2400メートル)の最終登録が発表された。フルゲート18頭に対し、登録馬が19頭。回避等がなければ、収得賞金1650万円のサトノエピックまでが当確、1600万円のサンライズアース、ミスタージーティーは抽選で1頭出走可能となる。 皐月賞を制し、20年コントレイル以来となる無敗の2冠達成に挑むジャスティンミラノが主役筆頭。その皐月賞では、キャリア2戦で経験したことのないハイペース(前半5ハロン57秒5)を難なくこなし、1分57秒1のコースレコードを樹立。戦前から“ダービー向き”と陣営も口にしており、盤石の態勢で2冠目を狙う。 同レースでクビ差2着のコスモキュランダは、毎回人気以上の激走を見せている。デビュー戦(12着)以来の東京コースも、当時より力をつけた今なら克服してくれるだろう。また、皐月賞組の中では牝馬レガレイラにも注目が集まる。1番人気に支持された前走は6着に敗れたが、鞍上・ルメールとのコンビ再結成で07年ウオッカ以来となる牝馬によるダービー制覇を目指す。 GⅠ7勝馬キタサンブラックの半弟にあたるシュガークンはトライアル青葉賞を制しての参戦。2月のデビューからわずか3か月半という伸びシロだらけの素質馬が「青葉賞組はダービーを勝てない」というジンクスを打破するか。 他にも、雄大なフットワークから東京替わりで前走(皐月賞4着)以上の結果が期待できるアーバンシック、トライアル・プリンシパルSを制した超良血馬ダノンエアズロックなど、多士済々の素質馬たちが皐月賞馬“1強ムード”に待ったをかける。
東スポ競馬編集部