【東京女子】プリプリ挑戦の辰巳リカ「やりたくない」王者渡辺未詩との前哨戦はまさかのNG?
<東京女子プロレス>◇23日◇静岡・アクトシティ浜松 王者との今後の戦いにまさかの「NG」を出した。7・20後楽園大会で、渡辺未詩の持つプリンセス・オブ・プリンセス王座に挑戦する辰巳リカが、試合後に「一番体感したくない痛みがきた。(前哨戦を)やりたくない。NGで」と胸の内を明かした。 【写真】白昼夢対決…渡辺未詩にヒップアタックを浴びせる辰巳リカ 6月9日に2度目防衛に成功した渡辺に挑戦表明。普段はタッグチーム「白昼夢」として活動しており「決定でいいよね?」と半ば強引にタイトルマッチを決めた。この日は、HIMAWARIをパートナーに渡辺、上原わかな組と対戦。序盤は容赦のないドラゴンスクリューで、渡辺をぶん回すなど、相手のお株を奪うような攻撃を見せた。それでも新技のリバースパラドックスをもろに受け、終盤にはパワースラムで蹴散らされた。最後は孤立したHIMAWARIが渡辺にティアドロップで3カウントを奪われ、敗戦。よく知る相手ながら「久々にチャンピオンの未詩と当たって脅威だなと感じた」と王者の強さを対角で思い知らされる結果となった。 本番まであと1カ月あり、王者との試合は今後も組まれることが予想される。本音は「やりたくない」かもしれないが、もちろん「カード組まれたらいなきゃいけないので」と逃げずに勝負するつもりだ。「浜松に次、来た時はチャンピオンに狂い咲いているので。お楽しみにしててください」とファンにメッセージを残し、会場を後にした。