ジェン・チンウェンがもっとも上達した選手賞、アンドレエワが最優秀新人賞、スビトリーナはカムバック選手賞を受賞 [テニス]

写真はWTAエリート・トロフィー珠海（中国・珠海）でのジェン・チンウェン（中国）（Getty Images）

　女子テニス協会（WTA）が2023年シーズンのWTAプレーヤーアワードの受賞者を発表し、前年に最優秀新人賞に輝いたジェン・チンウェン（中国）がもっとも上達した選手賞に選ばれた。 ～WTAがもっとも上達した選手賞を発表したSNSの投稿はこちら～ 　7月にパレルモ（WTA250／クレーコート）でツアー初優勝を飾った21歳のジェンはUSオープン（アメリカ・ニューヨーク／ハードコート）でグランドスラム自己最高のベスト8をマークし、10月には鄭州（WTA500／ハードコート）で2勝目を挙げるなど37勝19敗の戦績を残して世界ランク15位のキャリアハイでシーズンを終えた。 　また同じく405位から最高46位まで急成長を遂げた16歳のミルラ・アンドレエワ（ロシア）が最優秀新人賞、出産を経て5月にストラスブール（WTA250／クレーコート）でツアー17勝目を挙げるなど約半年で25位までランキングを戻した元世界3位のエリナ・スビトリーナ（ウクライナ）はカムバック選手賞を受賞した。 　選手による投票で選ばれる部門ではオンス・ジャバー（チュニジア）が「カレン・クランツケ・スポーツマンシップ賞」とツアーでプレーする仲間のためにもっとも多くのことをした選手に授与される「ピーチー・ケルマイヤー・プレーヤーサービス賞」に、ジェシカ・ペグラ（アメリカ）はコート外のプロモーションに貢献した選手に贈られる「ジェリー・ダイアモンド・エース賞」に選出された。