いざという時に備えて 下関の小学校で防災訓練
KRY山口放送
Tシャツを使った担架作りや煙の中での避難の仕方などを学ぶ体験学習が下関市の小学校で開かれました。 下関市の西山小学校で開かれた防災体験学習には、1・2年生や地域の人達などおよそ130人が参加しました。 まずは、2班に分かれてTシャツを使った担架作りや煙の中での避難の仕方などを体験しました。 火災で発生した煙は、天井に一時的にたまり徐々に下に降りてくることから、「姿勢を低くし濡れたハンカチを鼻や口に当てたり、空気を入れたビニール袋をかぶったりして壁を触りながら避難する事が大切」とアドバイスを受けていました。 「壁をさわりながら低い姿勢で行くよー」 下関市では、今年に入って建物火災や車両火災など41件の火災が発生し、3人が亡くなっています。 (児童) 「担架を作る作り方とか煙の中は危険かを学びました」 「(担架で)人を運んだりて人を助けたいです」 (迫町自治会 二見勝敬会長) 「平常心を保てるかどうかがポイントになると思うがそうなるようにこれからも訓練をどんどんやっていければ」 西山小学校では、10月には、5・6年生が段ボールベッドや簡易トイレについて学ぶという事です。