役所広司、カンヌで最優秀男優賞 「ひょっとしたらありえるかな?」と思ったワケ
■“海外からのオファー”は「参加したい」
カンヌ国際映画祭で日本人が最優秀男優賞に輝くのは、『誰も知らない』(是枝裕和監督)で主演した柳楽優弥さん以来19年ぶり、2人目。役所さんは「この賞で(俳優業に)影響はあると思うか?」という質問に「やっと柳楽くんに追いついたかなと(笑)。柳楽くんも素晴らしい俳優になったし。この賞に恥じないように頑張らきゃなと、と改めて思います」とユーモアを交えながら語り、報道陣を笑わせました。 そして最後に、「海外からのオファーも増えると思うが、どんな気持ち?」と聞かれると、「リアルな日本人を演じられるんだったら、色んな国の映画で、自分の表現が役に立つようないい作品があれば参加したい。基本的には自分たちの国の映画で、世界中の人たちに楽しんでもらえるのが一番の早道かなと思っています」と、今後の展望について語りました。