七尾の被災小学生、プールに招待 水しぶきと歓声上がる、富山市
能登半島地震で被災した石川県七尾市の子どもたちを元気づけようと、全国でスポーツ施設を整備しているB&G財団(東京)が25日、温水プールでのレクリエーションイベントを富山市で開いた。小学1年から6年までの37人が、鬼ごっこや玉入れを楽しみ、水しぶきと歓声が上がった。 財団の担当者が「地震で大変だったと思うけど、春休みのいい思い出をつくってほしい」と呼びかけた。 参加した5年の春山桜介君(11)は、水面を転がる筒状の遊具「ウオーターホイール」で遊んだ後「これが一番楽しい。遠くまで来たかいがあった」と興奮した様子で話した。